ニューヨーク名物「アポロシアター・アマチュアナイト」に行って、強く決心した「僕も、人を感動させられる人間になりたい!」

どうもこんにちは!ニューヨークでコリビング(Co-living)ビジネスを展開する「Crossover」の2か月ニューヨーク起業家支援プログラムに参加している長村伊織です。


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living「Crossover」代表取締役 君島和也よりメッセージも


「いきなりですが皆さんは、夢を追っていますか」

こんなことを聞いている僕自身は、まだ明確な夢がありません。ですが、夢を見つけ、夢を追って生きたいと強く思います。ニューヨークにきた理由も、夢につながる「何か」大きな発見や気づきがあると思ったからです。


では、質問を変えます。「皆さんのまわりに、夢を追っている人はいますか」「それなら、いる」と答える方も多いかと思います。僕のまわりにもいます。


僕はそんな友人と未来の話をしているとき、いつも奮い立たされます。もっとがんばろう、となります。

今回はそんな夢や野心をむきだしに自己表現をする、ニューヨークで有名なアポロシアターの「アマチュアナイト」に行ってきました。




マイケル・ジャクソンが誕生したNYの有名イベント。アポロシアターのアマチュアナイトとは

まずアポロシアターについて簡単に説明をしたいと思います。

アポロシアターとは、数多くの有名アーティスト誕生のきっかけを生んだ、アフリカ系アメリカン文化の象徴といわれる劇場です。

建物はアメリカ合衆国国家歴史登録財の認定も受けていて、ニューヨーク屈指の観光スポットとなっています。


今回、僕が行ったのは、アポロシアターで毎週水曜日に開催されるアマチュアナイトというイベントです。アマチュアナイトは、プロを目指すアーティストや歌手のためのイベントで、プロへの登竜門といわれています。


たとえば、あの有名なマイケル・ジャクソンも、ジャクソン5時代にアマチュアナイトに出演していたことで、よく知られています。

そして出演するアーティストの評価方法ですが、観客の拍手の大きさによって評価されます

基本的に日本では審査員が用意されたりするので、このユニークな評価方法には「さすが、エンターテインメントの聖地だな」と感心させられました。




「人を感動させる人になりたい!」僕に決心をさせてくれた、7歳の小さなアーティスト

僕はアマチュアナイトに行き、感動してめちゃめちゃ泣いてしまったのです。

今このブログを読んでくださっている方が想像している以上に、泣いてしまったのです。


僕が行った日は10名ほどのアーティストが出演していました。歌を歌ったり、ダンスをしたり、ピアノを弾いたりと、あらゆる表現方法で「自己」を表現していました。

どの人のパフォーマンスもほんとうにクオリティーが高くて感動しました。

そして途中で、7歳の小さな女の子が出てきたのです。僕が「司会か、何かのつなぎで盛り上げにきたのかな」と思ったそのとき、歌いはじめたのです。


僕がイメージする7歳は「まだまだ小さくてかわいらしい子ども」でした。ですが、彼女がパフォーマンスを終えた瞬間、僕は持っていた荷物を投げすて、気がつくとスタンディングオベーションしながら泣いて拍手をしていました。


僕は感情を強く揺さぶられたのです。「僕も、表現者として生きていきたい!」「僕も、人を感動させる人になりたい!」と強く思いました。

感情を揺さぶられる側ではなく、感情を揺さぶる側として生きていきたい!」そう強く心に決めたのは、まぎれもなくこのアマチュアナイトに出演していた7歳の小さな女の子がきっかけです。




「感動」にこそ、ビジネスのヒントが隠れている!

僕は「起業を志す若者」としてニューヨークにやってきました。そこで、ふと気づいたことがあります。

それは「人は感動したときにお金を出す」ということです。

当たり前ですが、僕を含む多くの人は「自身の感情を動かすもの」にお金を出します


たとえば、今回「アポロシアターのアマチュアナイトだけは、絶対に行ったほうがいい!」という噂を聞いて、すぐにインターネットで調べました。

そこで出てきたアマチュアナイトの情報を見て「うわ!これだったら行きたい!」と感情が揺さぶられた瞬間、行くことを決めました。

そしてすぐにチケットを購入したのです。そこまで決断力がある方ではない僕にしては早い決断でした。


今回は噂を聞いた瞬間に、まず「気になる!」と思いました。そして調べていくにつれて「もっと気になる、この目で見たい!」と、感情が動きました。

これからビジネスを考えている僕としては、とても大事なことに気づいたように感じます。


これからお金を出すタイミングでは「なぜ、どこに感情を動かされたのか」を意識してみたり、流行っているサービスを体験してみたときに、「どんな感情が芽生えたか」を分析してみるなど、日々の生活から意識を変化させていこうと思います。

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