だれでも新しい挑戦をしたくなる街、ニューヨーク。みずから行動すること、表現することがチャンスにつながる〜Crossover起業家支援プログラムに参加して2か月間の気づき〜

こんにちは。Crossoverの起業家支援プログラムでニューヨークに滞在しました、木村薫子です。


今回は、わたしのブログ最終回ということで、ニューヨークの魅力や滞在における気づきを総括したいと思います。


本プログラムを通じて、わたしの中で出た結論は、この街は新しいことを学びたい人、チャレンジしてみたい人にとって、活動すればするほど、また長期で滞在すればするほど、指数関数的に学びが増える場所だということです。


その理由を主に3つ、この記事で説明していきたいと思います。


みずから挑戦すること、表現することが大事。失敗なんて怖くない!そう思わせてくれる街 

1つめは、荒削りでも、不完全でも、とにかく挑戦することが大事なんだ、自分の感情や意思、他人への賞賛をアウトプットすることが必要なんだと、そう思わせてくれる雰囲気があることです。


なにかを習得するとき、学んだことを実践してみることで真に納得でき、定着を図ることができます。はじめて挑戦することですから、失敗は当たり前。失敗を恐れていては、成長はありません。


また、ニューヨークでは、いたる所で自由にのびのびと自己表現をしている人がたくさんいます。


街を歩く人々は、個性を表す、自分の好きな服を着て、所かまわず歌いたいときは歌い、踊りたいときに踊ります。見ず知らずの通りすがりの人にも臆さず話しかけます。


チップで感謝の気持ちを表現する文化もあります。これは義務ではなく、受けたサービスに対して満足していることを、お金を通して自由に表すのです。


シアターに行けば、拍手と喝采、そしてスタンディングオベーションによって舞台上の人々を賞賛します。


むしろ、言わなくちゃ、行動しなくちゃ相手に伝わらないと考えている人が多いからこそ、感情を込めてアウトプットしているのでしょう。自己を表現することや挑戦を受け入れ、応援する文化があります。


だから、未熟であっても、失敗しても、恥をかいても、ほかの人と違っていることは誇るべきことだから、自分が思うことをありのままに表現する。なにごとも伝わらなきゃ意味がない。


そんな空気が、ニューヨークにはある気がします。


将来ビジネスで成功したい人にとって、最先端のトレンドを学ぶことが価値になる

2つめは、世界最先端のビジネスを体験できることです。


世界中から人が集まるニューヨークでは、最高峰のエンタメや食、サービスなどが次々と生まれています


それらが人々を魅了する秘訣はなにか、どのような経営の工夫をしているのか、といった視点で深堀をしてゆくと、世界を席巻するビジネスを体感できるのです。


たとえばMBAの試合を見に行った際、音楽と照明、そしてスポーツが融合したショーに圧倒されました。そこから、観客を楽しませリピーターを増やす手法を垣間見ることができました。


加えて、世界で注目されるビジネスパーソンや経営者が多く住んでいる、ということが3つめの理由です。


直接そのような人々と会話する機会がなくても、身近にいる、直接会えるといったNYならではのメリットを生かし、行動や生活スタイルから学ぶこともできるかもしれません。


とくにニューヨークで働く日本人コミュニティは、海外における働き方やビジネスの生み出し方などのノウハウや知識を教えあい、強い結束力を持っています。このような人たちと交流するなら、海外における経営者としての考え方など、学ぶこともできるでしょう。


身近な環境や人たちから学ぶこと、失敗を恐れずにアウトプットすることの大切さ

このように、ニューヨークでは、世界のトレンドがいち早くキャッチでき、最先端のビジネスを目にすることができます


みずから行動すれば、起業家や経営者、世界トップレベルの企業に所属する社員、アーティストやインフルエンサーなど、一流の人たちに会うチャンスも多いので、多様な考え方や生き様を学ぶことができ、知識や経験が指数関数的に増えていきます


また、自己表現を重視する人々に囲まれていると、自分で考えたことをアウトプットすることが増えていき、本音でほかの人と共有することにより、新しい見方を知ったり、自分の考えがブラッシュアップされていったりと、アウトプットがいかに有益なことかを知りました


このように、自分からとにかく行動し、憧れや尊敬をする人々を間近で見て学べば、その分多様な価値観や考え方などを学べます


現在はニューヨークに行くことは難しい状況ですが、今いる環境でも周りの人から学び、失敗を恐れずアウトプットしてみる心がけはできるかもしれません


ニューヨークで学んた大切なことを、これからずっと忘れずに実践していきたいと思っています。


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