こんにちは!ニューヨークでコリビング(Co-living)ビジネスを展開する「Crossover」で、2か月間ニューヨークの起業家支援プログラムに参加している増澤望美です。
起業家支援プログラムついては、プレスリリースをご参照ください。
「完ぺきじゃなくても、まず行動してみる姿勢が大切」
それが、ニューヨークに来て強く感じたことです。
行動することでしか、できない経験がある。それはあるジャズクラブで、未完成な演奏でもステージに立ち、人びとから応援される子どもたちを見て、気づくことができました。
ジャズ・スタンダート名物。子どもたちによる演奏が聴けるJazz For Kidsとは
そのジャズクラブは、デザイナーズホテルやブティックなど、おしゃれな店が増えてきたノマド地区にある「ジャズ・スタンダード」
ここでは毎週日曜日、11歳から18歳の子どもたちからなるユースオーケストラに、「Jazz For Kids」というプログラムとして、発表の場を提供しています。
ショーの挨拶、司会、曲紹介、演奏すべてを行うのは、子ども達。演奏してくれたのはチャーリー・パーカーなどの有名曲が多く、会場も大盛り上がりでした。
クラブ内は満員に近い状態でしたが、子ども達は大人の力を借りず、みずからの力で舞台を仕切っており、頼もしい姿を見せていました。
一生懸命な姿は、だれかに応援してもらうきっかけになる
各自のソロパートでは、お互いの様子を一生懸命確認しながら、がんばって演奏する子ども達。そして、それを微笑ましく見守る観客。
もちろん、演奏はプロのように完成されたものではありません。ただ会場全体が子ども達の成長を見守り、応援しているような、暖かい雰囲気に包まれていました。
わたしも「プロでなくても本場のジャズクラブで演奏する経験ができるなんて、すばらしいなぁ!」と感動し、気づいたら子ども達を応援していました。
「とにかくやってみる」ことに価値がある。未完成なステージを見て学んだこと
今の状況がどうであれ、「とにかくやってみる」の精神。ニューヨークにきて気づいた大切なことのひとつです。
「とにかくやってみることで、リアルな経験が増え、成長も早くなるのではないだろうか?」舞台に立つ子ども達を見て、そのように感じています。
きっと子ども達は、本番のステージに立つことで、本番への慣れやリアルなお客さんの反応、会場でアドリブを合わせる呼吸のタイミング……と、多くの気づきを吸収していることでしょう。
思い返してみれば、ニューヨークに来てから出会った自分のビジネスをして、輝いて見える人は皆、「とにかくやってみた。そこでぶつかったら考え、試行錯誤をくり返して進んできた。それをくり返して今につながった」と仰っていました。
ニューヨークはJazz For Kidsの子どもたち、ビジネスをしている方がた含め、行動力溢れる人がたくさんいます。
「とにかくやってみよう!」という人が周りに多いと、自分も行動してみよう!と思うものです。そうした環境に身をおくことは、成長に欠かせないポイントだと感じました。
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