ニューヨークの年越しはタイムズスクエアだけじゃない!ブルックリンのプロスペクトパークならニューヨーカーのリアルな年越しを体験できる

こんにちは。Crossoverの起業家支援プログラムに参加し、2か月間ニューヨークに滞在しました、木村薫子です。


ニューヨークの年越しといえば、タイムズスクエアのボールドロップが有名ですね。


でも、「12時間以上真冬のニューヨークで人混みの中、立ちっぱなし」「トイレも行くことができず、オムツをはく」という情報に、不安を覚える人も多いのではないでしょうか。


「一生に一度だし、行ってみる価値はあるかもしれないけど、ここまで大変な思いをする必要があるのか」と葛藤する気持ち、よくわかります。わたしも直前まで悩みました。


ですが、タイムズスクエアのカウントダウンに参加する人はほぼ観光客であることを知り、わたしはむしろ地元の人たちの年越しを体感してみたかったので、考えた結果、ブルックリンで年越しをすることにしました。


今回は、NYでの年越し体験をもとに、ニューヨーカーのリアルな年越しについてご紹介します。


ニューヨークのカウントダウンイベントは、多種多様!バラエティ豊かなイベントの数々

実はタイムズスクエアのカウントダウンには一度も行ったことがない人がほとんど、というニューヨーカー


年越しといえば、パーティに参加することが多いようです。コンサート、ボートクルーズ、コニーアイランド(ブルックリンにある、遊園地や水族館が併設されたビーチリゾート)でも年越しを楽しめます。


ほかにも、参加すると限定Tシャツがもらえる、というセントラルパークでマラソンやサイクリングしながら年を越すというイベントもあります。


さらに、ブルックリンブリッジからニューイヤーの花火をのぞむことができる、ウォーキングツアーもあるようです。


一体感を感じながら音楽と花火でカウントダウンを楽しめる!プロスペクトパークでの年越し

わたしは、上記の候補を比較検討したうえで、ブルックリンにあるプロスペクトパークで年越しをすることにしました。


その理由は、プロスペクトパークのイベントは比較的規模が大きいが混みすぎないこと、一緒に年越しをしたドイツ人の友人がマラソンやサイクリングの運動は好まず、むしろ音楽を楽しみたい、との意見だったからです。


申し込みは必要なく、入場無料です。この公園に設置された会場では、ステージ上のDJによるライブミュージックを楽しむことができます。人気のある有名な曲が選曲されるので、皆音楽に合わせて思い思いに体を揺らしていました。


22時ごろは人影がまばらだった会場も、23時を超えると肩と肩を寄せ合うほどの人混みに。会場の道路を挟んだ反対側や、周りの茂みにも人が溢れていました。


そして、24時近くになるといよいよカウントダウンが始まります。DJの掛け声とともに、全員で声を合わせ、「3、2、1…」、新年を迎えるのと同時に、花火が打ち上がりました。打ち上がる花火も15分ほどで、十分に楽しむことができました。


海外の年越しなら、その国や地域ならではのリアルな年越しを楽しもう!

日本での、わたしの年越しは例年、祖母の家に親族で集まり、「紅白歌合戦」をテレビでみるというのがデフォルトでした。


チャンネルはそのままに、「ゆく年くる年」を横目に年越しそばをすすっていると、いつの間にか年を越えていた……という場合がほとんどです。


それと比較して、ニューヨークでの年越しはとても新鮮で、よい文化体験になりました。プロスペクトパークでのカウントダウンは、気楽に参加することができましたし、ノリノリの音楽と皆で踊るという一体感が高揚感を生み出し、最高の思い出となりました。


年越しは、日本人にとって1年のうちでもっとも大事な行事ですね。そんなビックイベントを海外で過ごすというのは思い出に残るものです。


定番のタイムズスクエアでのカウントダウンもよいですが、せっかくなら地元ニューヨーカーの年越しにも目を向けてみるのはいかがでしょうか


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