こんにちは。Crossoverの起業家支援プログラムに参加をしました木村薫子です。
今回のプログラムを主催していたCrossoverは、ニューヨークでシェアハウス&Co-livingビジネスを展開しており、わたしは2か月間、こちらが運営するシェアハウスに滞在していました。
最近日本でも増えてきたシェアハウスですが、ほかのシェアメイトと住環境をともにするからこそ、親密な友好を築くことができるという点でおすすめです。また、異なる文化圏出身者が集まる場合は、生活の細部にわたって文化交流ができるのも大きなメリットです。
今回は、実際のシェアハウス生活を通じて感じたメリットやおすすめする理由、気をつける点をお伝えします。
世界各国からきたシェアメイトと仲よくなれる!ニューヨークでシェアハウスに住むメリット
シェアハウスとは、プライベートルームのほか、玄関、浴室やトイレ、キッチンを複数人で共有するというものです。家によっては、共有のリビングルームがあるところもあります。
わたしが住んでいたところは、リビングルームこそないものの、それぞれのプライベートルームを出た、すぐ目の前にキッチンがありました。
そのため、シェアメイトと顔をあわせることもしばしば。立ち話であっという間に時間が過ぎるということも多々ありました。また、食材や料理の分け合いっこも、よくしていました。
数週間ほどの短期滞在も可能なので、2か月の滞在期間中、さまざまなシェアメイトと知り合うことができました。世界中から来た人々とともに住む経験がもてるのも、ニューヨークならでは、です。
たとえば、とくに興味深く感じたのは食生活の違いです。アジア系の住人はさまざまな食材を用いて毎日違う料理を作っていたのに対し、ヨーロッパ系の住人はリンゴやパン、チーズなどシンプルな食生活を送っていました。
楽しいシェアハウス生活のために。シェアメイトと信頼関係を築くための工夫とは
楽しいシェアハウス生活ですが、もちろん注意点もあります。それは、家を共有している以上、一緒に住む人を思いやった行動が求められるということです。
たとえばシェアメイトと顔を合わせたら笑顔を見せ、挨拶をすること。小さなことのように思えますが、お互い気持ちよく生活するには不可欠なことと考えます。
そうすれば、ふだんから話しやすい雰囲気がつくられ、万が一トラブルが起きても協力して対処できます。お互いの文化を尊重することももちろん重要です。
もちろん、隣の部屋にまで響き渡るような大きな音は出さないこと、深夜などはもってのほかです。共有スペースを使う他の住人が不快な思いをしないよう、清潔に使用することも大切です。
世界中の人々と一緒に生活するからこそ、新たな発見や気づきが得られる
海外でのシェアハウス滞在なら、友達が現地にいなくても、シェアメイトがよい友達になってくれるかもしれません。
実際、わたしはシェアメイトの1人である台湾人の友人とキッチンでの立ち話をきっかけにとても仲よくなり、休日などはよく一緒に出かけていました。帰国後も連絡を取り続けています。
世界の他の国から来た人たちと生活を共有するというのは、すばらしい異文化交流となります。
たとえば、生活パターン、作る料理、バスルームの使い方などを間近で知ることができます。お互いが作った料理の味見のしあいもできるかもしれません。
さらに、休日どこでなにをしているのか、どんな子ども時代を送ってきたのか、今はどんな仕事をしていて、どんな夢を持っているのか。尋ねてみたら、日本では想像もできないような多様な価値観、考え方の発見があるかもしれませんよ。
ニューヨークに住む機会があったら、ぜひ、世界中から集まる多種多様なシェアメイトとの生活を楽しめる、シェアハウスに滞在してみてはいかがでしょうか。
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