ニューヨーク在住の日本人は4万8000人。多方面で活躍する日本人と出会える、コミュニティで得たパイオニア精神とつながりの大切さ

Crossoverが提供する起業家支援プログラムで、2か月間ニューヨークに滞在しました、細川哲星です。

現在は、日本全国のユニークな地域交流イベントが探せるTABICAを運営、総務省地域情報化アドバイザーとしても、活動をしています。


今回の滞在を通じて、思っていた以上に多くの日本人が海外で暮らしていることを実感しました。また出会ったニューヨーク在住の日本人は皆、異国の地で支え合いながら生き生きと暮らしていて、刺激を受けました。


この記事では、僕が滞在中に出会った日本人から、気づいたこと、感じたことをお伝えします。


ニューヨークには日本人街もある。異国の地で支え合う日本人同士のコミュニティ

プログラムの参加中に、ニューヨークで暮らす日本人とも交流がありました。


ニューヨーク在住の日本人は約4万8000人とも言われ、日本人同士のネットワークがあり交流も盛んです。加えて、日本人街があることも驚きました。


実際にニューヨーク在住の日本人と交流する中で、日本語しか話せなくても日本人同士がお互いに助け合って生きていけるつながりがあることに気づきました。


また、日本人の経済圏があるので日本の生活様式を取り入れながら、難なく生活ができるようです。


たとえば、ニューヨークではお寿司やラーメンなどの日本食も、日本と同等レベルの品質で食べられます。これは、日本の文化を伝え、日本人が生きやすい環境をつくってくださった先輩日本人のおかげです。


ほんとうにありがたいなぁ、日本人でよかったなぁと思えました。


ニューヨークの日本人コミュニティから学ぶ。努力すれば世界中で自由に働くことができる

実は、僕が日本にいて羨ましいと思っていたのは、日本の「中華街」に住む中華圏の人たちの存在です。日本の中に中華圏のマーケットを作って、異国の地で中華圏の人が助け合いながら生きていけるってすばらしいことだと思ったんです。


ニューヨークに行って、中華街だけではなく、「なんだ日本人コミュニティも世界中にあるんだ!」と発見ができ、すごく嬉しくなりました。コミュニティがあるということはそこには人と人とのつながりがあり、暮らしがあり、そしてビジネスがあるいうことかと思っています。


もちろん、海外で働くとなれば、ビザの関係やさまざまな苦労はあると思います。ただ、ニューヨークで活躍する日本人の方々がいて、つくりあげてくださったコミュニティがあることは、大きな支えです。


また、一定の努力をすれば、「世界中行きたいところに行けて、働きたいところで働けるのかもしれない」そう思えました。


そして、まったく日本人がいない時代にニューヨークでビジネスを始めた起業家の話も聞いて、エキサイティングで、すごいかっこよく思えました。


ほかの国や地域でもそういう開拓者のような日本人がいるはずで。ただ一方、海外に行って多くの人が感じる差別や偏見、生きづらさなどの課題まだまだあることも事実です。


差別や偏見などの問題は、すぐに解決はできませんが、自分も日本人として先輩方のように、次の世代が少しでも生きやすいようにしたいと思います。




0コメント

  • 1000 / 1000